車載PC の 作り方

How to build Car PC 自作PC を 車に積んで 車載PC としてからの7年のまとめ。内容薄いw

車載PC CarPC 自作

3、車載PC パーツ集め 見積もり

投稿日:2016年7月11日 更新日:

車載PCのパーツ集めと見積もり

ではいよいよ車載PCのパーツ集めと見積もりをしてみましょう

自作PCと聞くとそれだけで「難しそう・・」 と思われる人もいらっしゃいますが、ブロックと同じです。

各パーツの差込口は規格化されており間違えようがありません。それらをガチャコン、ガチャコンとブロックのように繋げて、ネジで固定して、少しだけ配線すれば出来上がります。

ここでは、筆者の車載PCと同じく、

  • 動画と音楽が再生出来る
  • ネットも出来る

PCを目指して見積もってみます。

製作は2009年でしたが、2016年バージョンで見積もりしてみます。

今だといくらで作れるんだろう・・ これ書きながら筆者もわかっていません。

最低限必要なハードウェアの材料は以下の通りです。

  • マザーボード
  • CPU
  • SSD
  • メモリ
  • ディスプレイ
  • 入力装置(キーボードやマウス)
  • 電源

これらをいかに安く集めるか?ですね。

車載PC見積もり例 ハードウェア編

マザーボード:7800円~

基板です。略してMB。

CPU(計算の心臓部)が既に載ったもの(オンボード)で安いし必要十分。

サイズは規格化されていて、いくつか種類がありますが、車載なら Mini-ITX がおすすめです。

  • Mini-ITX = 170mm×170mm
  • Mini-ITXより1つ大きいのはMicroATXですが、240mm×240mm なので、ちょっと大きくなります。
  • Mini-ITXより小さいのは、Mini-STX (127mm×127mm?)とか、Pico-ITX(100×72㎜)とかありますが、あまり一般的ではないようです。

2016年7月現在最安なのはこれかな。

アスロック D1800B-ITX

CPU:値段ピンキリ

CPUがオンボードじゃないMBを使う場合は必要です。お値段はピンキリです。

車載PCの用途として、動画・音楽の再生とネットくらいならオンボードで十分と思いますが、こだわりたい方はどうぞw



記憶装置:3000円~ (2.5インチ SSD 32GB)


記憶装置には主にHDDとSSDとがあります。また、サイズは3.5インチと2.5インチがあります。

3.5インチはデスクトップPC用。2.5インチはノートPC等の持ち運びするものによく使われます。

HDDはレコードを想像してください。硬い円盤にデータが磁気で記録してあって、使用中は高速回転しており、レコード針となる「ヘッド」がデータを読み込みます。

SSDは一言でいえば「電源切れてもデータが消えないでっかいメモリ」です(笑) 回転部分が無いので、データへのアクセススピードが速く、振動にも強いです。

車載するということは振動に強いもの=SSDにしましょう。上に書いた通り、回転部分が無いSSDはHDDと違い振動に強く、車載PCにはうってつけです。

筆者はOSは32GBのSSDに入れて、消えてもいい音楽や動画などのデータは、使い古した120GBの外付け2.5インチHDDに入れて運用しています。

2008年時点では大容量SSDは高かったですが、2016年では値段もこなれてきましたので、大容量SSDを使うのも手ですね。

また、SSDは32GBにしておいて、データは大容量のUSBメモリに入れておくのもいいかもしれません。

メモリ:2GB SO-DIMM 1枚1500円程度×2枚=約3,000円


4GBもあれば十分です。規格は DIMM と SO-DIMM があります。

上で紹介したマザーボードはSO-DIMM のメモリスロットが2本付いているので、2GBのメモリを2枚挿します。

ディスプレイ:21,402円~

8~12インチが車載に合うと思います。タッチパネル付きだと操作が楽です。

が、タッチパネル付きの小さなディスプレイは、最近なかなか売ってるところを見かけなくなりました。

調べて集めてみました。

GeChic On-Lap 1002 [10.1インチ]

GeChic On-Lap 1303I [13.3インチ]


サイズ違いですね。入力端子の種類が違いますね。

10インチの方は、HDMI、D-SUB、USBの入力に対応しているのに対し、13インチはHDMIのみです。

IPS液晶は見易そうです。VESA100 対応。

ハンファ HM-TL10T

ハンファ HM-TL7T (この中で最安です)


こちらもサイズ違い。 VESA75 対応。

こちらの入力端子は豊富ですねぇ

D-Subx1 、DVIx1、HDMIx1、コンポジットx2

コンポジットが入力できるのは個人的に割とポイント高いです。

ADTECHNO LCD1015T [10.1インチ ブラック]


これは明るいのがウリですかね。

上の4つが250カンデラなのに対し、350カンデラです。車載した際、昼間もよく見えるのは大事です。しかもIPS液晶!

入力端子もDVIx1、D-Subx1、HDMIx1、miniUSBx1

VESA75 対応

ここに挙げたディスプレイの「足」は、使用状況によって取り外せると思います。ディスプレイを選ぶ際は、それをどのように車に取り付けるのか?を考えて選びましょう。

大きさをチェックして、その大きさに切った紙をあてがってみるとイメージしやすいです。

また、ディスプレイ背面にネジ止めする場合、VESAという規格のネジ穴が開いているかどうかもチェックしたほうがいいです。

筆者はクルマの内装カバーを一部はがしてネジ止めしましたが、一般的には両面テープで付けられるパーツを使って取り付ける場合もあると思います。

耐荷重に気を付けましょう。必然的に、8インチくらいになるのかもしれません。

無線LAN子機 :1,000円

車内ではテザリングでネットに繋ぐ事になると思います。その際の、無線子機です。

バッファロー WLI-UC-GNME

キーボード・マウス:2000円~

キーボードは普段はあまり使いませんが、何かあった時のために一応積んでおいたほうがいいです。

巻けるキーボード


マウスも、ディスプレイがタッチパネルだとあまり使いませんが、一応・・

 

こんなのもあります。

キーボードとトラックボール一体型

 

キーボードとタッチパッド一体型

 

配線部材少量・ネジ類・USBハブ等

3000円もあれば・・

板:500円

各パーツを設置する木の板です。筆者は4㎜厚のラワン板を使用してますw

アクリル板でもいいかもしれません。お好みで。

そして大事な車載PCの電源の話

最後に、車載PCの電源の話です。

車載PCを組むにあたり、最大の壁が電源だと思います。車載PCに電源を共有するには2つ方法があります。

1、100Vの家庭用機器が使えるようにするDC-ACインバーターを使い、クルマの12Vを100Vに変換して、家と同じように使う。

DC-ACインバーターはシガーライターに挿すだけで簡単ですが、クルマのキーを抜いた途端に電源が落ちてしまう=PCも強制終了となってしまいます。

それを回避するためには、キーを抜く前にPCを手動で電源切ってからキーを抜かなければならない。非常に面倒くさい。

それか、キーを抜いても給電がとまらないようにバッテリーから車内に直接配線を引き込む、いわゆる「バッ直」という方法がありますが、

「バッ直」するなら下に書く2の方法のほうが絶対お勧めです。

2、車載PC用電源 M2-ATXの導入

M2-ATXという電源ユニットがあります。筆者はこれを知った瞬間、車載PCを組もうと思いました。

M2-ATX

M2-ATXを使用するには「バッ直」の配線が1本必要です。

それによって、キーの動き(正確にはキーのアクセサリー電源(ACC)の動き)と連動してPCのON/OFFが可能になります。

さらにお利口さんなことに、M2-ATXはACC=OFFでキーが抜かれた状態になると

まず、PCに「電源OFF]の信号を送り、さらにバッ直の配線を通して45秒間PCに電気を供給したあとで、給電を止めます。

このことにより、キーが抜かれる→電源OFF信号を送りつつ45秒は給電→この45秒の間にPCの設定により「休止状態」に移行→OFF

という動きになります。

PCの「休止状態」(ハイバネート)は、作業中のデータを全てSSDに移した上で電源を切る機能なので、電源が切れた状態でも全てのデータは保存され、次に起動した時には、その状態のまま再起動します。

バッテリーから車内への「バッ直」の配線を1本だけ引くことで、完全にキーと連動したPCが実現します。

車載PC見積もり例 ソフトウェア編

OS:見積もり無し。

XPで十分です。XPの中古ノートPCを安く買うとか、ヤフオクで買うとか、どっかから拾ってくるとか・・

入手は出来ると思います。出来ない場合、最新のWindows10は Homeバージョンで約16000円です。

車載PC用ソフト 「Centrafuse」:69.99$=110円として7700円

車載PC用のソフトです。

動画・音楽・写真・ネット・ナビ(海外)・メール・OBD2を利用した車両情報(スピード、回転数等)の表示など、本当に色々な機能が付いています。

残念ながら日本語版はありませんが、設定などはそんなに難しくありません。

ファイル名は日本語表示できます。MP3タグもv2.3であれば日本語表示出来ます。タグのバージョンの更新はiTuneなどからでも簡単に出来ます。

現在のバージョンは「Centrafuse AUTO」となっています。

https://www.centrafuse.com/us/

筆者はその前のバージョンを今でも使っています。そのバージョンは今でもネットのどこかに落ちています。

まとめ

以上、「見積もり無し」のものは含まずで、

  • ハードウェア:55,702円
  • ソフトウェア:7700円
  • 合計:63,402円

でした。これで、普通のナビよりも大画面&タッチパネルでキーと連動した車載PCが作れます。

そして、これらは全て新品価格ですので、ヤフオクなどで中古パーツを買い集めれば2万円もあれば出来ると思います。

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