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NUCを使った車載PCの考察
2,3年前くらいから、10センチ四方くらいの超小型PC規格である、NUCというモノがあります。
今回はそれで車載PCが作れるか?を考察してみたいと思います。
実践ではなくて、考察ですが・・w
CPUオンボードで、ベアボーンキットで売られていることが多いみたいです。CPUは i7、i5 、i3、Pentium、Celeron と選べるようです。
なんでも、出始めの事はアキバで10000円以下で売られていたこともあったとか・・ゲットしたかったw
ベアボーンで、他に用意して本体に組み込むのは メモリ(1.35V用)とSSDのみです。
蓋を開けて、メモリとSSDをガチャコン、ガチャコン、と挿して組み立て終了です。
現在のラインナップ
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インテルi5 搭載 NUC6i5SYH
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インテルi3 搭載 NUC5I3RYH
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インテル Pentium N3700(4コア/ 4スレッド)搭載 NUC5PPYH
- インテル Celeron N3050(2コア/2スレッド)搭載 NUC5CPYH
どれも同じにしか見えないですねw
筆者なら、迷わずi5とi3は切り捨ててペンティアムかセレロンにしますw
【見積り】
- 本体 インテルNUC5CPYH 16000円
- メモリ4G 4000円
- SSD 32G 3000円
取り付け方法の考察
これらのNUCベアボーンには、VESA100/75 両規格に準拠したマウント用ブラケットが付属しているそうなので、ディスプレイの裏に取り付けられます。
が、車載の場合はモニターの取り付けにVESAを使うので、ディスプレイ裏に取り付けてしまうとモニターが付かなくなってしまうかも・・ということで、残念ながら却下でしょう。
10センチ×10センチなのでどこでも大丈夫っちゃあ大丈夫ですね。モニターによっては、VESAマウントとは別に「足」があるモニターもあるので、その足を使って固定すればモニター裏への設置も可能かもしれません。
電源の考察
付属するACアダプターは19V出力ですが、仕様を見ると、12V~19V動作 とあります。車の走行中の電圧は12~13Vくらいなので問題なさそうです。
ただ、車載する以上、必ず問題となるキーとの連動の事があります。
理想のキー連動は
- オンディレイ : ACCオン→5秒程度遅延して通電開始(エンジンを掛ける時間を確保する)
- オフディレイ : ACCオフにしても、30秒~1分程度、通電後にオフ(休止状態に移行する時間)
です。
M2-ATXのように、PC用の24ピン電源を取る必要はなく、プラスマイナスの2本を出力すればいいので、わざわざ1万以上するM2-ATXを買うのもアホらしいし・・
オフ/オフ ディレイリレーとかを組み合わせて出来ないものか?思案は続きます。
中途半端で終わってしまったw 電源さえ解決すればね。。だれか教えて下さい。